ダイエット・筋トレに励んでいる人では「たんぱく質」をしっかり摂取していきたいですよね。
たんぱく質を摂取することで筋肉が成長しやすいだけではなく、肌・髪・爪などを綺麗にする美容効果も期待ができる栄養素です!
そのため、たんぱく質を積極的に摂取したいですが、その中でも特に鰹(カツオ)がおすすめ!
【この記事はこんな人におすすめ】
・たんぱく質が豊富である鰹の栄養素について学びたい人
・筋肉を効率的につけていきたい人
・日頃のダイエットメニューに悩んでしまう人 など
たんぱく質が豊富な食品はたくさんありますが、その中でも鰹はトップクラスで栄養価が高いです!
鰹の種類について
鰹の旬は年に2回と言われております。4~5月に収穫される春ガツオ(初ガツオ)と9~10月に収穫される戻りガツオ(秋ガツオ)に分類されます。例外として迷いガツオと呼ばれる希少な鰹もあります。
春鰹について
脂肪がそこまで蓄えられてはおらずに、たんぱくでさっぱりとした味わいが特徴です。
特にダイエット中に脂質制限を意識している人では特におすすめですね!
秋鰹について
春とくらべて脂質が10倍以上にもなるともいわれており、そのほかの栄養素はそこまで変わらないとされています。
そのため、脂質をコントロールしている人ではボリュームなどに気を付けていきたいですね!
鰹の栄養素について
細かな栄養成分表については以下、参考にしてみましょう!
春鰹の栄養素
たんぱく質は100gあたり約25g含まれており、炭水化物は約6g、脂質は0.5gとされています。
肉類の赤身部位100gあたり約20g前後とされることを考えると、かなり鰹はたんぱく質が豊富だということがわかりますよね!
また、炭水化物や脂質もかなり低いですので筋トレをしている人には特におすすめだということが数値でわかります!
秋鰹の栄養素
春鰹と比べて、タンパク質と炭水化物はほとんど同じとなります。
しかし、脂質については100gあたり6.2gとされています。
春鰹の脂質が0.5gと比較すると10倍以上の脂質がふくまれていることが分かります!
【鰹の脂質(油)について】
油=悪い とイメージする人も多いですが、魚の油(フィッシュオイル)はダイエットに良い効果を与えてくれます。DHAは脳の働きを活性化させ、EPAはカラダの血流を促進する働きが期待できます。その他、脂肪燃焼促進効果などもあり油の中でも良質な油と言われています!
鰹の栄養効果について
筋肥大
鰹はたんぱく質が豊富だということが分かりましたよね。
タンパク質は1日で体重1kgあたり1g~1.2gのタンパク質が推奨されていますが、筋トレしている人では1.5g~2.0gを推奨されています。つまりは体重が60kgで筋トレしている人では、1日あたり90g~120gが必要とされています。
鰹は100gあたり25gのたんぱく質が含まれているので、筋トレしている人の味方となる食品ですね!
たんぱく質は筋肉の材料となるので、栄養が不足してしまうと筋肉が成長しなくなってしまうので注意していきましょう!
貧血予防
タンパク質や良質な油だけではなく、鰹は100gあたり約2gの鉄分が含まれています。
鉄分は男性成人では1日7g、女性成人では6g(月経前後には10g)が必要とされています。
豚レバー100gで5.5g、鶏レバー100gで8gと比べると鰹の鉄分含有量は高くはないですが、食事でレバーが苦手な人などでは積極的には鰹を食べるという選択肢もできますね!
疲労回復
鰹には様々な栄養素が含まれており、他にもビタミンが豊富に含まれています。
ビタミン系は疲労回復効果や糖質や脂質をエネルギーとして利用するために必要な栄養素となります。
貧血予防効果や疲労回復効果で身体の調子を整えるためにも鰹はとても優秀な食品となりますね!
鰹の食べ方
薬味を加えると栄養効果が高まる
鰹を生で食べる際には、ニンニク・ネギ・みょうがなどの薬味と一緒食べるのがおすすめです。
その中でも、ニンニクやネギはビタミンB1の吸収を高めてくれる期待ができます。
また、鰹は高たんぱくですが食物繊維が少ないため、薬味などを加えることで食物繊維も摂取できるとバランスの良い食事になりますね!
鰹のたたきがおすすめ
鰹が生で食べられる理由としては、過熱をするとビタミンBが熱に溶けやすいとされているからです。
そのため、生臭さなどが気に慣れなければフレッシュな状態で食べることがおすすめですね!
ハンバーグなどもおすすめ
成分は赤身のお肉とにているため、ハンバーグなどにしてもおいしくできます。
鰹のたたきなどがおすすめではありますが、残してしまう場合には違ったアレンジにしても良いですね!
最後に
筋トレにおすすめな食品はたくさんあります。
その中で選択肢の1つとして、鰹もおすすめであるということを知っていただけますと幸いです。
また、おすすめだからという理由で毎食の食事メニューが偏らないようにバリエーション豊富な食事メニューを考えていきましょう。是非参考にしてみてください!