これまで多くのダイエット方法が流行し、まだまだ最新のアプローチ法が生み出されたりしています。
ただ、そのほとんどが「量を減らす」やり方です。ボリュームを少なくしたらほとんどのダイエッターは痩せるでしょう。
しかし、「それができないから困っている」と思う方も多いはず…。
そこで今回はしっかり食べて痩せる方法であるボリュメトリクスダイエットについて紹介していきたいと思います!!
【この記事はこんな人におすすめ】
・痩せたいけど食べる量は減らしたくない
・最新のダイエットアプローチを知りたい
・健康的にダイエットをしたい など
目次
- ①ボリュメトリクスとは
- ②ボリュメトリクスの特徴
- ③ダイエットを成功させるの6箇条
- ④最後に
①ボリュメトリクスとは
ボリュメトリクスはカロリーの密度食品1gあたりのカロリーに着目するダイエット方法です。
提唱者はペンシルベニア州立大学のバーバラ・ロールズ教授で、数多くの論文を発表している栄養とダイエットの専門家です。
このダイエットはカロリー密度CD(Calorie Density)をコントロールし、CDが低い食品であればたくさん食べても太りにくい食事となります。
そのため、低カロリー食品となるのでたくさん食べても太らないという考えです。
②ボリュメトリクスの特徴
一言で表すと「たくさん食べて痩せる食事法」です。
食事の満足感を高めることができるので、
- 大食いの人
- 食べるのが大好きな人 など
こんな人には特に向いているダイエット方法とも言えますね。
またカロリー密度(CD)の値によって4段階に分けることができます。
レベル1 果物、野菜、海藻、きのこ、スープ
レベル2 赤身肉、豆腐、穀物
レベル3 パン、脂肪分を含む肉、デザート、チーズ
レベル4 揚げ物、お菓子
その中でしっかり痩せていきたいという方はレベル1とレベル2を中心に食事をすすめていきましょう。
また、適度にゆっくり痩せていきたいという方はレベル3までに抑えていきたいです!
③ダイエットを成功させる6箇条
ボリュメトリクスダイエットでしっかりと効果を出すためには、以下のポイントを意識していきしょう!
・お水をしっかりのむ
できれば1日に2リットルの水分補給をしていきましょう。
お水をしっかりと飲むことで満腹感をえられるだけではなく、以下のような効果も望めます。
- 便通改善
- 代謝アップ
- 脂肪燃焼
- 柔軟性向上 など
たくさんお水を飲んで頂きたいのですが、注意しておきたいことがあります。
それはお水やお茶などにしてジュースなどは控えるということです。
食事でカロリーを抑えるようにしているのに飲み物からカロリーを摂取するのは非常にもったいないですよね。
そのため、どうしてもジュースが飲みたくなればゼロカロリーソーダを活用すると良いですね!
・主食はパンよりもごはんを選ぶ
ごはんとパンのCDを比べるとパンの方がCDが高いため、できればご飯を選んでいきましょう。
なぜパンの方が太りやすいかというと、ごはんを炊くときに多くの水分を使うと思います。ごはんは約60%が水分ですがパンは約40%とされています。
またロールパンは30%でクロワッサンは20%とされています。
水分が少ない代わりにパンの場合は小麦やバターなどが含まれてしまうためカロリーが高くなってしまいます。
・きのこ・海藻を積極的に摂取する
これらの食品はカロリーがほとんど0kcalです。
そのためたくさん食べても太りにくいので「かさまし」として活用できます。
また、食物繊維が豊富な食品ですので腸内環境を整えるだけでなく糖質の消化吸収をゆっくり進めて血糖値を安定させる(言い換えると脂肪を蓄積させにくくする)効果が期待できます。
・野菜は根野菜よりも葉野菜にする
野菜の中でも特に根野菜であるニンジン、カボチャなどは糖質が多く含まれています。
他にもとうもろこしやトマトなどの野菜にも甘みを強く感じることから糖質が多いのが分かりますよね。
そのため、野菜であればレタスやキャベツなどの葉野菜を中心にブロッコリーやオクラなどを選ぶと良いでしょう!
・調理方法は茹でる・蒸すなどにしていく
CD値が低い食品を選択しているのに、調理法が上げたり油で炒めたりしてはカロリーを増やすことになってしまいます。そのため、茹でる・蒸すなどを中心に調理をしていくとしっかりとカロリーを抑えて代わりにボリュームを増やすことができます!
また調味料にも注意が必要です。
例えばタレや砂糖をたくさん活用してしまうとそれでカロリーが多くなってします。
そのため、塩コショウやポン酢などでさっぱり・あっさりした調理がおすすめです!
タンパク質は適度に摂取する
野菜や海藻・きのこなどだけですとカロリーが抑えられてもメリハリのあるカラダはできにくいです。
なぜなら筋肉の材料となる「たんぱく質」をしっかり摂取しないと筋肉が落ちてしまうからです。
そのため、目安としては「1食当たり手のひらよりひとまわり小さいサイズ」の肉や魚、卵、大豆を取り入れていく。
またタンパク質選びとしてはCDが低い赤身肉を中心に選ぶようにしましょう。
これが赤身肉ではなく脂肪分が多ければボリュメトリクスのやり方ではなくなってしまうので注意していきましょう!
タンパク質不足になると…
- 筋肉量が下がってしまい疲れやすくなる
- 代謝が下がって太りやすくなってしまう
- 食欲が抑えられなくなる
- むくみやすくなる など
④最後に
今回紹介したボリュメトリクスダイエットはたくさん食べても太りにくいというやり方です。
これまで食べないダイエットをしてきた人では驚かされる内容かもしれませんね。
ただ、メディアでは様々なダイエット法が紹介されていますが「参考にする」程度に思ってもらえればなと思います。なぜかというと、正しいダイエットというのは人によって違うからです。
今回のやり方で効果を出せる人もいれば変化がない人もいると思います。
それは個人差があるからです。
まずはチャレンジをして頂き、自分に合うかどうかをチェックしてみて下さい。トライ&エラーの繰り返しだとは思いますが当サイトでは頑張る人の応援ができればなと思っております。
以上、良ければ参考にご自身のダイエット/ボディメイクを加速させる起爆剤になれば幸いです!